WordPressでSSL化でCSSがうまく読めない（さくらインターネット）

多くの方が利用しているさくらインターネットでWordPressを利用している方も多くいるでしょう。
その際にドメインもSSL化したいということでSSLを利用できるようにします。※1

その際にCSSがうまく読めていなくてレイアウトがガタガタになってしまうことがあります。それはもともとのWordPressでのサイトの作りにもよるところはあるでしょう。または設定がうまくいっていない場合もあるでしょう。その際に注意しておくといいことを列挙します。

まずは従来のサイトをhttp://aaaaa.com/とするとそれをSSL化し、https://aaaaa.com/とURLバーに入力します。その際に正常に表示されるかどうかを確認します。もし、その際にうまく表示されない場合はWordPressの設定をチェックします。

設定のチェック項目

WordPress アドレス (URL) :ここがデフォルトのままになっていないか？（インストール時と同じ）をチェックします。具体的にはさくらのドメインになっていないか？を確認します。

もし、そうであれば、http://aaaaa.com/とします。（サイトアドレス (URL)と同じものを入力します。）

そして「変更を保存」をクリックします。

その後、再度表示がうまくいっているのかを確認します。そうするとほとんどの場合うまくいっていると思います。

この場合はhttp とhttps　の両方で見れるようになると思います。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://aaaa.com/$1 [R=301,L]

下層もリダイレクトし、同じファイルに転送する場合は

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

URL(ドメインも含む）が恒久的に変更された場合に用いられる転送処理のステータスコードです。この301リダイレクト以外に302リダイレクトがありますが、302リダイレクトは「一時的な転送」を表すものであり、意味が異なります。

seoなどで用いるのは301リダイレクトになり、以前の被リンクの属性やオーソリティーを維持しながらの転送になります。

変更前のURLへアクセスするとURLやドメインがなくなっている場合はエラーになります。また、URLやドメインがなくならずにそのままある場合は昔のまま表示されます。つまり転送が効いていない状況になります。

サイトのリニューアルやコンテンツ追加により、URLが変更になると301リダイレクトをお勧めします。そうでないとアクセスエラーが増えます。

１．別の環境を作成し、テストサイトを作る必要がある。

２．さもなければサイトをクローズする期間が必要になる。（サイト作成中、サイトクローズとなります。）

２．の期間を短くする方法は、１．と同様に別環境を作成し、その環境において作成し、必要なファイルを正規サイトに移植する。

この手法をする会社も少なくありません。

１．においてさらに問題があり、ドメインを変更した場合、コントロールパネル（管理画面）においてドメインが正しく表示されない個所が発生する。